2014年 3月 4日 |
住宅の基礎は在来布基礎と在来ベタ基礎と工業化基礎(PC基礎)
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現在木造住宅基礎で実行されているのは50年以上前から続く在来現場打ち工法です。型枠を現場で組み配筋された中へ生コンクリートを打設する方法です。その内、木造軸組み構造とツーバイホー工法における基礎は殆どベタ基礎です。阪神大震災以降地震被害出るごとに木造住宅分野ではベタ基礎の比率が高くなってきました。ベタ基礎のベタ部分(耐圧盤)は建物の荷重を地面に伝えるためのカンジキの役目を果たします。面積が広ければ広いほど軟弱地面に有効に働きます。しかし鉄骨系プレハブ工法(ダイワハウス、セキスイハウス、パナホーム等大手メーカー)は現状殆ど布基礎です。いずれも工場で製造して現場で組み立てる基礎のシェアは限りなくゼロの現状です。木造系、鉄骨系を含めて過去には何とか工業化基礎(PC基礎)にならないか各社とも数限りない研究がなされましたが殆ど現在残っていません。唯一”生存”しているのは工業化基礎(PCベタ基礎)「クイックベース」 です。
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